【葉山キッズ:金曜】イノシシを食べるってなんだろう?

2024-03-01

今日の『葉山キッズschool:金曜クラス』は、ホーリーが捕獲した葉山のイノシシを食べました!

 

セミナーハウスに集合。
半解凍したイノシシを藤ちゃんがカット。

 

映像を見せながら、まずイノシシの捕獲や解体の様子を話しました。 そして、食べるとは何か。イノシシとは何か。生きものとヒトの関係。自然の循環について。
子ども達が今後考え続けていってくれるよう、話しをしました。

 

参考:スライド資料。

 

一色海岸へ。

 

火をおこし、肉が焼けるまで自由に遊びます。

 

肉が焼けるいい匂いに、だんだん子ども達が集まってきます。

 

竹で作ったお皿にとって、いただきます!

 

おかわりもたくさん。

 

普段、あたり前に食べているお肉。
スーパーでパック詰めになっているのを購入する時は既に美味しそうな肉の状態。
ただ、そんなお肉もさかのぼれば、生きている動物で、誰かが命を絶ち、解体している。

そんなことを、自分達が暮らしている葉山で捕獲し、解体したイノシシを食べることで
子ども達に感じてもらえればと思い、今回のプログラムを行いました。

食事とは、生きるために命をもらい自分の肉体にすること。

かわいそうだけど、食べると美味しく感じてしまう。
この矛盾は人間が生きていく上で背負っている宿命であり、生物としての現実です。

自然は自分と切り離された存在なのではなく、自分自身もこの自然の循環の一部だということ。

このことを知識として頭で理解するのではなく、こうやって全身で体感することが、子ども達の今後の人生を幸せなものにし、地球環境を守る次世代を育成することにつながると信じています。