三宅島サマースクール
サマースクールのもっとも主要な目的は、サンゴ礁や岩礁の魚たちと一緒になって海を泳ぎ、早朝に鳥たちのコーラスを聴き、緑の森の中を歩くといった自然体験により、子ども達が自然と共に生活し、その教えを受けることができるようにすることです。
東京都伊豆七島のひとつ三宅島は、黒潮のあたる生物相が豊かな海域にある島です。
温帯域にありながらも熱帯の海から黒潮にのって魚たちが移動してきます。
沖縄で観察できる稚魚や、サンゴ群落が観察できるのが特徴です。
また、南東20kmほど離れた御蔵島の周りには、昔から野生のミナミバンドウイルカが生息しています。
シュノーケリング、スキンダイビングの技術を習得し、三宅島と御蔵島周辺の海洋生物を観察し、図鑑で調べ学ぶ6日間です。短い期間とはいえ、自然の大切さ、海の素晴らしさ、面白さに気づき、環境の大切さを思い、自然を守っていく人間形成の場となるスクールです。
対 象
小学4年生~18歳
活動日時
7月~8月
5泊6日(船中1泊)
1日の流れ
スクールの流れ
DAY 2,3
レベルに応じてシュノ―ケリングの基礎を習い、慣れてきたら色々なポイントで魚を観察します。キレイな海の世界を目にし、美しい魚を追いかけるうちに、子どもたちはあっという間に自由に海の中を泳ぎ、潜るようになります。
卒業生の声
松宮愛さん
三宅島のサマースクールで、モイヤー先生とうんパパから島の自然について多くを学びました。
毎日違う表情を見せる三宅島の野生の海を体感し、海が大好きになりました。
大好きな海のことをもっと知りたい、と日本とハワイの大学で海洋生物学を専攻し、青年海外協力隊ではマーシャル諸島で環境教育をしました。
マーシャルにも素晴らしい海がありましたが、人々はなかなかその大切さに気付くチャンスがありません。机上の授業では伝えきれない、とマーシャルでサマースクールを開催しました。
初めて海の中でしっかり見る魚、サンゴの話、満点の星空の下での月と地球と潮の話。参加したマーシャルのこどもたちも、かつての私と同じように海が大好きになりました。
この活動がオーシャンファミリーのように、ずっとマーシャルでも、他の色々な国でも開催されて続くといいのですが、なかなか難しい事を実感しています。
海は世界とつながっています。笑顔は世界共通語です。
色々な海で、笑顔が沢山繋がることを目指して、これからも活動に関わらせて頂きたいと思います。
2024年度『サマースクール』募集要項
対象 | 小学4年生~18歳まで |
日程 | 7/31~8/4 |
定員 |
15人(先着順) ※残り1人(5/22時点) |
参加費 | 88,000円(税込) |
申込 |
申込方法:下記のフォームを送信 ※フォームを送信できない場合は、「info@oceanfamily.jp」宛てメールでも受付 申込確定:当NPOよりメールにて連絡の上、ご入金を確認した段階で確定 ※メールで案内させて頂く期日までにご入金がない場合はキャンセルと致します |