そんな中で始まった三宅島サマースクール。

8月1日の夜、東京竹芝ターミナルで集合したキッズたちは、三宅島で海洋生物を観察すること、御蔵島のミナミバンドウイルカと一緒に泳ぐことを楽しみにしています。

昨年は、天候に恵まれたため、島の人でもなかなか入ることができなかった富賀浜でも魚の観察ができましたので、今回の海がどうなのか心配です。

本日、4時50分に三池港に入港した橘丸から、眠そうなキッズたちが降りてきました。

簡単なガイダンスの後、車で移動。昭和38年の噴火あとの三七山で朝焼けを見ながら、うんぱぱから島の噴火についての話がありました。

その後、伊豆にある防災施設へ移動し、仮眠朝食をとりました。

10時、本日から2日間お世話になる民宿「新鼻荘」へ移動していきました。

この宿の庭には、オーストンヤマガラが飛んできて、手から餌を食べるまでになっています。

部屋割り、水着に着替えて、庭で自己紹介時間を持ちました。

名前、学年、出身、今回のスクールの目的などを一人一人話しました。

早く海へ行きたいというみんな希望で、今日の活動場所である伊ケ谷へ移動しました。

経験者と今回初めて参加したグループに分かれて、スノーケリングの練習をしました。

魚を少し観察してから、昼食のお弁当を食べました。

これからの海のコンディションが読めないこともあり、御蔵島のドルフィンスイムに向けて、イルカと泳ぐ方法、潜り方、漁船からの飛び込み方の練習を行いました。

シャワーを浴びて、少し休息をして夕食。この宿のお母さんは、面倒見がよく、料理もおいしいと評判です。本日のメニューは、カンパチとマグロのお刺身、ハンバーグと八丈オクラ、肉じゃが、そして、明日葉の天ぷら、お吸い物。みんな大満足でした。

最後は、観察してきた魚類を調べて、発表です。すごく熱心に調べている姿をみると、将来が楽しみです。

本日は26種類、みんなで確認しました。

まだ、モイヤー先生が存命だったころのサマースクールは、本当に熱心な参加者が多く、毎日、観察してきた魚類を図鑑で調べて、みんなで共有していました。その頃を思い出してうれしく思います。

また明日、どんな発見があるか、楽しみです。