葉山海洋スポーツ塾:彦井コーチからのコメント
2012-04-23
前回の活動から1週間でしたが、再度行った「10分間ビーチラン」も「50メートルビーチスプリント」も塾生みんなが前回の記録を上回っていました。
成長期にある子どもたちにとって、回数を重ねれば重ねるほど、そのトレーニング成果が目に見えて現れてきます。
もちろん、成長段階に応じて、まずは筋力、持久力そのものよりも神経系の働きが向上します。
つまり、「新しい体験」による学習効果が得られ、もともと備わっていた体の動きや働きが目を覚ますようなかっこうです。
子どもの頃はできるだけいろいろな体験を運動やトレーニングを通して行うことが必要です。
それが習慣化されれば、子どもたちの体力はどんどん発展していきます。
そして、中学後半~高校生ぐらいになってはじめて、より本格的に、筋肉や骨が太くなって筋力が高まり、心肺機能が向上して持久力が高まってくるのです。
したがって、学校や塾の勉強と同じように、ご家庭でのお子さんの運動やトレーニング習慣は大切です。
自発的に実行できれば言うことはありませんが、まずは習慣化されるまでは保護者の方々からの日ごろからのご指導が必要です。海洋スポーツ塾では、今年度より「自主トレ」を子どもたちに励行し、日記をつけてもらっています。
また、お子さんが毎回行う様子をよく見てあげてください。体力面のみならず、表情
からも変化が目に見えてわかるはずです。
あるいは、ぜひお子さんといっしょに「塾トレ」(前回のブログ参照)にチャレンジしてみてください。
実は、「塾トレ」は「HIT(高強度インターバルトレーニング)」と呼ばれるもので、60分間の中強度トレーニング(ややきついレベルのトレーニング)より効果が高いことが研究により知られているものです。「1回5~6分」という短時間で60分のトレーニングに匹敵するので効率もいいし効果的。
ぜひお子さんとごいっしょにお試しください~!。
*子どもに筋力トレーニングはまだ早いと思われている方は次をご参照。
「Hコーチのきまぐれ運動科学セミナー7:わが子に筋トレってまだ早い?!」http:
//ofcsince01.exblog.jp/15516807/
コメントを残す