【葉山キッズ：木曜】生きることは食べること！

2023-05-18

今日の『葉山キッズschool：木曜クラス』は、津波避難を想定して峯山へ登り、木の実をさがして食べてから海で遊びました。

葉山公園に集合。

大きな揺れを感じた際の身を守る行動について話しをし、峯山へ。 ここで海抜20mほど。
葉山で予測されている津波は最大10mなので、ここまで上がればひと安心。
最短到達時間は7分の予測で、葉山公園から歩いてちょうど7分ほどでした。

さらに峯山へ入って、木の実さがし。
キイチゴの仲間のカジイチゴと、クワの実を見つけて美味しく頂きました。

長者ヶ崎海岸に下りて、10分ほど自由タイム。

葉山公園に戻って、解散。

「葉山キッズschool」では、自然で遊ぶことと自然のめぐみを食べることをテーマとしています。

生きることは食べること。
食べることは自然の恵みをいただくこと。

自然の恵みをダイレクトに自分の体にとりこみ、自分の肉体になることを実感することで、自分も自然の循環の一部であることが強く感じられます。

他の多くの動物と同じように、木の実を食べることは、古代から私達ヒトにとって生存のための大切な営みの一部だったと言われています。

しかし、現代の多くの学校では、校内の木になっている実は食べてはいけないと指導しているようです。

たしかに、果物アレルギーを持つ子もいて、食べることでかゆみがでたりするリスクを伴う行為でもあり、学校教育の場ではなかなかこうしたことは行えない社会になってきているようです。

そんな時代だからこそ、私たちはこうした自然体験を通して、自分も自然の一部であるということを子ども達が体の深い所で実感し、自然への畏敬の念を抱き、自然を大切に守っていく次世代へ育っていってもらいたいと願っています。

とは言え、子ども達にはあまり難しい話しは置いておいて、自然になっている木の実を食べて、めちゃめちゃ美味しい！ということを体で感じてくれれば十分だと思っています。

真剣な表情で美味しそうな実を選びながらバクバク食べている姿を見てこちらも嬉しくなりました。

また来週！