【ゆきわりそうグループ】全ての人に海を!
2016-05-04
GW中盤の今日、ゆきわりそうグループ「社会福祉法人地球郷」の方々約50名の海プログラム&BBQを行ないました。
【ゆきわりそうについて】
ゆきわりそうは1987年7月1日、障害を持つ人やお年寄りが、地域で安心して暮らしていくために必要な支援のシステムづくりをめざしてオープンしました。
「全ての枠をできる限り外す」という理念を掲げ、障害児・者の水の世界を広げていく試みの一つとして、プールでの水慣れから始まり1~3年のトレーニングを積んでイルカのいる海にでかけてドルフィンスイムを行なっています。
毎年この時期は葉山でシュノーケリング練習を行って頂いています。
障害を持つ方に海を楽しんでもらうには、十分なスタッフ体制が必要。
今回も多くのボランティアリーダーが関わってくれました。
ニッパーボード。
ニッパーボードはバランスをとるのが難しく、なかなか乗れない方も。
「どんどん落ちていいんですよ」
こちらが手助けしようとすると、ゆきわりそうスタッフの方がこんなふうにおっしゃいました。
「困ったら助けてもらえるのが当たり前な方々だからこそ、自分で考えてほしいんです」
なんでも助けるのではなく、自立できるように見守る。
ドルフィンスイムを可能にする考え方を垣間見せて頂きました。
スタッフのお子さんたちの海遊び。
我々オーシャンファミリーもそうですが、野外活動を行う団体のスタッフが自分の家族との時間を持つのは難しいことも。
ゆきわりそうのスタッフの方もご自身の家族と一緒に参加し、子どもたちにも楽しい時間を過ごしてもらえました。
BBQ。
来月は御蔵島で2泊3日のドルフィンスイム。
今年も天気と海況に恵まれることを祈りましょう。
またよろしくお願いします。
オーシャンファミリーでは「全ての人に海を」という考えのもと、多くの障害を抱える方や団体とプログラムを行ってきました。
今年度はより多くの方に体験してもらう機会を持って頂くべく、年間でスケジュールを組んでいます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
https://oceanfamily.jp/2016/05/12808
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