葉山の山も素晴らしい!

2015-10-22

秋も深まり、肌寒い日々も増えてきました。
10月18日(日)、家族で参加された皆様と、「森の木の実(ドングリ)探しと縄文おやきづくり」をテーマに、森の活動をしました!

少しぱっとしない天候の中でしたが、湘南国際村めぐりの森に集合し、森の教室をめざし出発です!

まずは、秋の森を楽しみます。
実りの秋というだけあり、木々には色とりどりの木の実がたくさん!
グミの実やムカゴを発見。
みんなで実際に食べて、秋を味覚で感じます。

グミの実はちょっと渋かったかな?

山芋に近い食感のムカゴは、
みなさんからも好評でした!
目でも舌でも楽しみながら、
散策を続けます。
そして、「森の教室」に到着。
リーダーのりちゃんによる、
ドングリ紙芝居のはじまりはじまり~。

秋にはたくさんの実がなります。
みなさん名前はわかりましたか?
ドングリでも様々な種類があり、
種類ごとに実の形だけでなく、
葉の形や色、艶も異なります。

大人も子どもも真剣です!
では、実際にこのドングリたちを
探してみましょう!!
今日は食べることのできる、
マテバシイとスダジイを探します。
まずはマテバシイから。

途中ではまるくて大きなクヌギもみつけました!
食べられないけど、形が丸くてかわいいですね。

今年は去年と違い、
たくさんドングリが落ちていました。
みんな夢中になって拾います!

続いてスダジイ。
小ぶりですが、ほんのり甘みを感じ、
生でもおいしく食べることができます。

 ドングリを拾いながら、様々なものも
見つけることができました。

これはツチグリというキノコの一種です。
こんなに大きなザトウムシも!
マムシも遭遇!
アシナガバチの巣。

広場に着く頃には、
少し暑く感じるほどの秋晴れになりました。
お昼を挟んだら、
早速ドングリおやきの調理開始です!
まずは持ってきてもらったドングリと、
午前中に拾ったドングリを
水にさらして選別します。
種類ごとに箱に分けて
用意してくれたご家族も!

水に浮いているドングリを取り除いていきます。

かまどの準備も開始。
木を組み、マッチで火をつけます。
意外と難しい!

火の準備ができたら、
ドングリを鉄板であぶります。
ドングリは爆ぜるので要注意です!

 薪も準備しておきましょう!
お父さんと協力して、薪割りをしました!

炙ったドングリは殻を割って、
中身を取り出します。
縄文おやきということで、石で割りました。
石選びと力加減がポイントです。
あとはひたすら、割ってすりつぶします。
もくもくと真剣に作業する人もいれば、
楽しくお話ししながら作業する人も。
みんなで協力してドングリを取り出しました!

つぶしたドングリの実に水と小麦粉を加え、
よく混ぜたら鉄板で焼いていきます。
順番にお手伝い。
上手に裏返してくれていました!
そして、完成!!
こんがりきつね色でとってもおいしそうに
焼き上がりました!
そのままでも十分おいしいのですが、
今回は、春に集めたオオシマザクラの実の手作りジャムも添えて、
一緒にいただきます!

たっぷりいれたドングリがほくほくで
甘くてとってもおいしい!
ジャムもほんのり渋みがありますが、
おやきにとてもぴったりでした。
大人たちは、リーダー特製
竹の柄杓とカップでコーヒータイム。

今回のプログラムでは海を豊かにしてくれる森を楽しみ、
秋の恵みを自分たちで調理して食することで、
よりいっそう自然を楽しむことができたのではないでしょうか?
これからますます寒くなりますが、
今回の体験を期に、自然が賑わう秋を楽しんでみてくださいね!