三宅島サマースクール(ネイチャーキッズU2)スタート!!

2015-08-04

8月3日〜4日 竹芝〜三宅島(伊ケ谷、長太郎池)

 

 オーシャンファミリーの原点! 『三宅島サマースクール2015』が、今年は8月3日からスタートしました。

 今年は、小学校4年生から中学校2年生まで、男女合わせて総勢25名が参加。まだまだ蒸し暑い3日の夜スタッフ9人含む総勢34名で、黄色いさるびあ丸に乗り込み、竹芝桟橋から三宅島に向かって出発しました。船内に入ったら、荷物を整理して、デッキで見送ってくれた親御さんとしばしの別れです。
 

 その後は、船室に戻って就寝準備。疲れもあってか、消灯後はすぐにみんなぐっすりと眠っていました。
 

 定刻よりも少し早い、4時45分頃に三宅島の三池港にさるびあ丸が入港しました。三宅島では、オーシャンファミリーの代表、”海(うん)パパ”こと、海野義明を含めスタッフ3人でみんなを出迎えてくれました。早速、数台の車に乗り込み、今回お世話になる“民宿TSUBAKI”に向かいました。
 
 

 途中、朝日がきれいに見える三七山展望台に立ち寄り、三宅島の大自然を肌で感じました。美しい海、火山によってできたダイナミックな地形、そして雲の隙間から徐々に大地を照らす朝日が、優しく迎えてくれ、これからの楽しいサマースクールを祝福してくれるようです。
 
 民宿についてからは仮眠を取り、長旅の疲れを少しだけ癒しました。起床後は、朝食を食べてから、簡単な入寮式です。これから約1週間一緒に暮らす仲間に、みんなで自己紹介。それぞれ呼ばれたいニックームも決めて、いよいよ水着に着替えて、スノーケリングに向かいます。スノーケル、マスク、フィンを手にすると、みんなのテンションもアップ!
 

 

 

 最初のスノーケリング・ポイントは、比較的エントリーがしやすい伊ケ谷港です。海水浴場にもなっていますが、少し沖に出ると足がつかないほど深くなります。最初は、全員で体操をして体をほぐします。

 それから経験者と、初心者のグループに分け、マスク/スノーケル、フィンの付け方から、歩き方、さらにはマスククリアにフィンワークと、基礎をしっかりと習います。スノーケルが初めてのキッズもいましたが、みんなすぐに上達。全員が足の付かない沖まで泳ぐことができました。
 

 スノーケリングに慣れた頃に、みんなでお昼を食べました。お昼は、三宅島名物の島のり弁。のりの香りがとても豊かで、とっても美味しいお弁当です。夏らしい気温で、しっかりと水分も取っていました。

 

 ここで終わりではないのが、サマースクールです。午後からは、沖からの波が入ってきて、すこしレベルは上がりますが、その分たくさんのお魚に会える長太郎池に行ってスノーケリングです。少し波の勢いもありましたが、スタッフの話をよく聞き、誰も怖がるこなく一所懸命に魚を探していました。みんなでかなりの魚を発見して、キッズ同士で聞き合っていたのが印象的でした。

 

 民宿に戻ってきてからは、シャワーを浴びて水着を干し、部屋に戻って今日の振り返りを図鑑を調べながら行ないました。その後は、夕食です。今日のメニューは、島あさりのごはん、あしたばと島あさりの天ぷら、ぶり大根です。それに差し入れて頂いた美味しい枝豆です。キッズによってはおかわりをして、あっと言う間に完食していました。もちろん、食器の後片付けもみんなで行ないます。

 

 さあ、今日の最後は、今日スノーケリングで見た魚を、図鑑を使ってみんなで調べます。そして、みんなで発表して、フィッシュリストを作ります。さあ、このサマースクールが終わるまで、どれだけたくさんのお魚に出会えるかな。今日だけでも、2カ所で38種類のお魚をみつけたようです。
 

 みんなスノーケリングでつまずくことなく、誰ひとりけがもなく、今日のスケジュールを終えました。最終日にみんなどんな顔をしているか、明日以降も楽しみです。