2泊3日のキャンプもあっという間に最終日。朝は昨日と同じく6時30分に起床。男子は6時前にはほとんどの子が起きておしゃべり。しっかり者の女子に「男子うるさい。まだ寝てる子もいるんだよ！」と怒られていました。今日はあいにくの雨模様。小雨がぱらつく中を葉山公園へ朝散歩。台風のうねりによって昨日とは少し様子が変化している海をみんなでチェック。セミナーハウスに戻ってお待ちかねの朝ごはん。今日は、ハンバーグとレタス、キュウリ、ブロッコリーのサラダ。食パンとロールパン。スープ。ヨーグルト、ゼリー。オレンジとブドウ。多くの子がおかわりをして、たくさん食べていました。

朝食後は3日間生活をしたセミナーハウスをみんなでお掃除。ホウキと掃除機をみんなで交代で使いながらキレイにしました。その後は水着に着がえました。帰りに着る服とタオル、足あと手帳を活動バッグにまとめて、使わない物は大きなリュックにまとめて、車につみこみました。

忘れ物がないかをチェックして、今日の活動場所の一色海岸まで歩いて移動。海の家に荷物を置かせてもらって、早速海へ。台風のうねりの影響で昨日よりも大きくなっている波にキャーキャー言いながらみんな遊んでいました。

今日は小雨がぱらついていたためか人が少なかったので、みんなでビーチコーミングを行うことに。まずは元生物の先生「のりちゃん」からレクチャーを受け、みんなで漂着物を探しながら海岸を歩きました。石に貝がくっついた化石、溶岩によってできた軽石、台風の影響で打ちあがったと思われるオオミズナギドリ、魚のアイゴ、ウツボ、ウミガメの鱗板（甲羅をおおっている板状のウロコ）。そして、森から川を経て流れ着いたと思われるオニグルミ。うんままが石で割って、みんなで味見しました。

その後、今日のメインとなるスノーケリング。準備体操をしっかりした後、バディを組みました。バディとは「仲間」や「相棒」のことで、スノーケリング中はお互いの安全を確保するために、2人以上のバディで常に行動します。中には手をしっかりつなぎあっているバディもありました。そしてバディ同士でマスクの付け方、くもりどめの方法、スノーケルのくわえ方、水が入ってしまった時の対処方法を習いました。その後、みんながしっかり出来ているかをリーダーが確認し、魚がいるポイントまで移動。イシダイの幼魚や、カワハギなどを観察することができました。

海の家に戻って、シャワーを浴びて着替えた後はお待ちかねの昼ごはん。ほとんどの子が完食していました。その後は、ミッチーがビーチコーミング中に見つけた5つの化石をかけたじゃんけん大会。足あと手帳に今日の足あと記録を書き、書けた子は相撲や砂遊びをしました。

最後に修了証の授与式を行いました。一人ずつ名前を呼ばれてウンパパから修了証を手渡してもらい、3日間の感想をみんなの前で発表しました。そして、みんなでバスで逗子駅に移動し解散となりました。

早い子では24日から新学期が始まるようです。夏休みの楽しいひと時となってくれたことを願っています。これからも元気に過ごしてまた海で会いましょう。