なぎさのファミリー教室:ビーチハイキング(漁師さんとの出会い)と磯鍋、干物作り!!

2014-11-11

今月のファミリー教室は、葉山の漁師さんにお会いし、葉山の漁についてお話を伺い、磯鍋・干物作りを行いました。

今日は、5家族16名が参加しました。
天気予報では曇り時々雨ということでしたが、雲も少なく陽向にいると暑いくらいの陽気で、ハイキング日和でした。
まずは、大浜海岸と長者ヶ崎海岸の間にある桟橋に向かい、葉山の漁師であり、本日の講師である高野さんに葉山の漁についてお話を伺い、実際に、今朝あがった網から魚やサザエ、海藻を取る『網外し』体験を指導のもと行いました。日常生活では経験する事の出来ない、漁師さんの生活の一片に触れることができ、みなさん楽しみつつも漁師さんの苦労を肌で感じたようです。

網外し体験後は、大浜海岸を散策しながらセミナーハウスに戻ります。
そして、ここからが本番!!
セミナーハウスに戻り次第、磯鍋作りを行います。魚を自分達でさばき、調理をしていきます。魚をさばくのは今回が初めてというお父さんもいましたので、みんな真剣な表情で魚と向き合います。魚をさばき終わると、サザエのお刺身に挑戦する方もいました。
磯鍋作りだけでなく、サザエのお刺身、イセエビのお刺身、イセエビのお頭とショウジンガニの味噌汁、魚の潮汁など多くの種類の料理が出来上がりました。子ども達だけでなく、お父さんお母さんたちも美味しく料理をいただきました。

お腹もいっぱいになり眠くなってしまいそうな陽気でしたが、午後からはもう一仕事!
今度は、マアジとアカカマスの干物作りを行います。調理で魚さばきに慣れた皆さんは、手つきよく魚を干物用にさばいていきます。30匹近くあった魚は、あっという間にさばき終わってしまいました!!子ども達は、さばき終わった魚を10~15%の塩水に浸けていきます。本日は時間の関係で5分間、塩水に浸けた後、網に乗せて天日・風に当てて干していきます。
干物は、各家族で分けて持ち帰りました。美味しく食べることができたかな??

今日は、漁師さんに弟子入りしたように感じられる一日でした。
自分達の手で食料を調達し、調理する。それだけでなく、塩蔵という方法で保存食となる干物を作る。簡単なようでとても大変な作業の連続です。
漁師さんの大変さ、食の大切さ、魚などの命を頂いているという事を、改めて感じさせられる一日でした。