U4ネイチャーキッズ:御蔵島へミナミバンドウイルカを求めて!
2014-08-04
現地3日目。今日は御蔵島のドルフィンスイムにトライします。初日の自己紹介の際、このスクールに参加した目的を聞いたとき、「イルカ」と言った人が多かったのを思い出します。
本日の海のコンディションは、台風のうねりが消えず、かなり厳しい状況でした。昨日の午後であっても、明日であってもあまり変わらない中、今日の午前を選択しました。
朝、6時起床。頭の体操で目を覚ましたあと、朝食を済ませ、坪田港へ移動。吉広丸、第三英丸、美咲丸の3隻に分かれて乗船。黒潮の洗う御蔵島を目指していざ出港。
途中、トビウオやオオミズナギドリを観察しながら、うねりのある海をジェットコースターに乗っているような気分で移動していきました。
御蔵島は、水の豊かな神秘の島。島の北の壁にのみ人が住むことができます。現在250人程度。
約40分かけて島に到着。港脇の静かな海峡で、まずはスキンダイビングの練習をして緊張を解きほぐしました。その後、西の壁を移動し、先端の南の壁の入ったときにはかなりうねりが上がっていました。今日は、西の壁のみ移動することができ、東の壁には波が高いので船が入ることができません。イルカの背びれを求めて移動していきますが、なかなか見つけることができませんでした。
港に戻ってきたとき、港脇の海岸近くで波乗りをしているミナミハンドウイルカの若いオスを見つけました。波があり、あまり近づくことはできませんでしたが、船の下にもぐったり、波乗りをするイルカたちは楽しそうでした。
最後に、御蔵島の静かな海で魚の観察をしました。ニザダイ、カマス(の仲間)の幼魚の群れ、イシダイ、セダカスズメダイ、タカノハダイ、アオリイカ、モンガラカワハギなど、三宅島で観察してきた魚たちもみることができました。ウミガメにも遭遇した見た人たちもいました。
今、御蔵島の周りには黒潮の流れがあり、水温は28~29度。透明度もよく、潜れる人にとっては、最高の海になりました。
半数の人が、この大うねりの海で酔ってしまい、イルカを見ることができなかった人もいたのが残念でした。
オオミズナギドリの大繁殖地の御蔵島には、約200万羽生息しています。すごいですね。うんぱぱは、船上でコグンカンドリを見たとのことです。
午後は、伊ケ谷で魚の観察、飛び込みをして楽しみました。
今日から、宿泊先が伊豆の防災施設になります。
荷物ごと移動してきました。新しい場所で過ごすのも新鮮な気分で良いものです。
夕食は、カツカレー。みんなお腹がすいていたようで、大なべのカレーは
ほぼ間食でした。
今、フィッシュリスト作りの時間です。みんな眠い目をこすって頑張って勉強しています。
コメントを残す