海は楽しいのですが、普段の活動と違って結構疲れます。その分、しっかり眠れます。そのせいでしょうか。昨日は22時には物音ひとつしない状態になりました。その分、今朝は5時から、布団の上でごそごそと動く人影がありました。気が付くと、全員が6時には起きていました。起きてしまっては起きるしかない。洗面を済ませて、いざ海岸へ。貝やビーチグラスを拾いたい人も多く、海岸を散歩しながら、お土産をいっぱいお持ちかえり袋に入れていました。朝食はパン、各自がハム、チーズ、卵や野菜を使ってそれぞれオリジナルサンドウィッチを作りながら食べました。

1泊2日はあっという間です。荷物を整理して大きな荷物は車へ移動し、海の道具は手持ちにして出かけます。昨日の夜、みんなで話し合って決めたこと、「今日は何をする？」　午前は、一番希望が多かったスノーケリングで魚の観察と、磯で生きもの観察することになりました。潮周りは、大潮・干潮（10:32、7.8ｃｍ）と驚異的に引く日です。昨日は海だった場所が、今日は砂浜や岩場が出ていて、たくさんの興味深い生きものが観察できました。主なものが、キンセンガニ、マダコ、ムラサキウニ、コシダカウニ、ミズヒキゴカイ、クモヒトデ、アオウミウシ、コケギンポ、砂茶碗（ツメタガイの卵塊）などです。

スノーケリングでも少し深場まで行きましたので、昨日とは違った大物が観察できたようです。ボラ（成魚）、ソラスズメダイ、ゴンズイ、カゴカキダイ、イシダイの幼魚など。

　生きものに興味がある子どもたちが多かったことは、私たちにとってもうれしいことでした。昼食後はニッパーボードと海あそび。海で学び、遊び、探険した海三昧の2日間でした。今頃は、ご自宅でお父さんやお母さんに、海で出会ったたくさんの生きものの話をしているのではないでしょうか。

　また、海で会いましょうね！ありがとうございました。