12月のファミリー教室 ~キノコづくし!!~

2015-12-13

12月のファミリー教室のテーマは、『キノコ』!!
と言うことで、キノコづくしの活動が行なわれました!!

前夜、当日の朝と天気予報を何度も確認していましたが、当日の天気は、曇りの予報。
しかし、活動直前になってもパラパラと雨は降り続き、止む感じがしません・・・
小雨が降り続ける中でしたが、活動は決行!!
北風も吹き、寒い中での活動となってしまいましたが、子ども達は元気イッパイ!!
月に1回、会える仲間と共に大はしゃぎで、活動場所であるふれあい広場に移動しました。

オーシャンファミリーお手製のブルーシートタープの下で雨宿りをしながら、まずは、昨年菌打ちをしたほだ木を観察!

そして、ブログでは度々登場するヒラタケの観察を行ないました!
普段、ほだ木の管理をしてくれているホーリーからキノコの生育具合について話を聞きました!

その後は、みんなお待ちかねのキノコを使った野外調理開始!!
今回は、ヒラタケの炊き込みご飯とキクラゲのスープを作りました!
竹筒を活用した竹飯ごう炊飯にも慣れてきた様子の皆さん!!
手際よく準備を進め、竹飯ごうを火にかけていきます。
味付けは各家族にお任せ!
どんな仕上がりになるか、楽しみですね!!
炊き上がるまでの間には、竹を使った食器作りを行ないました。
こちらも、皆さん上手に作業を進め、どんなものが使いやすいのか、工夫して作ることができました!
繰り返し行なってきたこの作業。
みなさんの体に馴染んできているように感じました!!

炊き上がったご飯が冷めてしまわないうちに、美味しくいただきます!!
自分達で作った道具で炊いたご飯の味は最高です!
ここに、自分達が育てたキノコが入っていたら格別なはず!!
来月も張り切って、キノコの菌コマ打ちを行ないましょう!!

でも、その前に必ずやっておかなければいけないことが・・・
それは、キノコの菌コマを打つほだ木作り!!
これなしには、キノコは育ちません!!

と言うことで、美味しいキノコをいただいた後は、キノコの菌コマを打つ為のほだ木作りを行ないました!!
昨年同様、整備を進めている森の教室スペースで日本の森について、簡単な話を聞きました!
日本の森林の特徴は、二次林であるということ。
人間が手を掛け、必要に応じて間伐をしてきたことによって、保たれてきた森です。
現状の森はと言うと、人間の手が行き届かず荒廃が進んでいる状態・・・
森林の利活用の大切さをイメージしてもらい、実際の間伐の様子を見学していただきました。
そして間伐材を活用し、キノコのほだ木作りを行ないました!

お昼に味わったキノコの為に、子ども達も一生懸命、木を切り出しました!!
約1mほどの長さに切り出したほだ木を、子ども達は大事に抱えて乾燥場所まで移動します!
途中、めぐりの森のご神木とも言える『大タブの木』に立ち寄り、木の命を頂きキノコ栽培を行う為、お礼の挨拶をしました。
直接ではなくても、木の命を頂きます。
普段何気なく生活をしていると忘れてしまいがちですが、こう言った気持ちは本当に大切ですね!!

以上で12月の活動は終了!!
天気予報とは裏腹に、一日を通してスッキリしない天気となりましたが、来年1月に行なう活動の準備をしっかりと行うことができました!!
来月は、みんなでキノコの菌コマ打ちをするぞ!!!

12月も残すところ後3週間を切りました。
不安定な天気が続いていますが、体調管理には十分に気を付けていただき、元気に楽しく年末を迎えたいですね!!
子ども達にとっては楽しいイベントも盛り沢山の時期なので、風邪をひかないようにね!!
では、来年も元気な皆さんにお会いできることを楽しみにしています!!