【OBCC:11月】台風の後のビーチクリーン

2017-11-05

すっきり晴れ渡った3連休の最終日。OBCC(葉山大浜海岸清掃)が行われました。

台風21号、22号の後の相模湾全域は、海岸ゴミだらけ。各地で被害が出ていることもあり、かながわ海岸美化財団の海岸清掃も追いつかない状況なのでしょうか。海岸に打ちあがったゴミはここ1週間変わらず状態でした。そんな中でで活動を始めました。

葉山公園下から長者ケ崎海岸入口までのゴミの量は、拾っても拾っても拾いきれずといった感じです。とにかくすごかったです。

いつものようなプラスチックごみはもちろん、空き缶も多くありましたが、破損した船体や車の一部、座卓、ネットに入った炭、配管パイプなどの大物もありました。気になるゴミは、土嚢袋がちぎれてひも状になり打ちあがった海藻に絡んでいるものです。紐などは、海鳥の足などに絡むと致命的になります。

台風の直後、海岸にはタツナミガイなどの死骸が多く打ちあがって腐敗臭がしていましたが、今はその姿はなく、自然のものは分解する速度が速いのですね。それに比較して、人工物はいつまでも残ります。粉々になった発砲スチロールの破片などは、魚が餌と間違えて食べるなどの弊害がありますので厄介物です。

今日の活動の参加者は、子ども達、事務局を入れて12名。この人数にしてはかなりのペースで海岸清掃ができました。持参したゴミ袋が足りなくなり、時間で終了しましたが、参加された皆さんからは、残ったゴミを見て消化不良感が残ってしうとの声がありました。

この続きは、当団体の平日夕方の活動時(葉山マリンキッズプレ、葉山ニッパーズ、葉山キッズスクール)に保護者の皆様の協力をいただいて行いたいと思います。よろしくお願いします。

暑い日差しの中、山のような海岸ゴミと格闘しました。

 

子ども達は、興味あるものを探しながらのゴミ集めでした。

 

ゴミを収集した海岸には、自然物だけが残りました。

 

これからゴミを収集する海岸には、プラスチックごみや、タイヤ、ゴルフボールなどが、まだ山のように打ちあがったままです。

 

葉山の海岸を、みんなの手で、どこにも負けないキレイな海岸にしましょう!