ネイチャーキッズU5 火山島体験~海・森の中で地球をまるごと感じるキャンプ~その1

2011-08-03

8月2日~8月3日

いよいよネイチャーキッズ三宅島、火山島体験の始まりです。
夜、10時20分に東京・竹芝桟橋(たけしばさんばし)を出向したフェリーは、三宅島へ向かいます。
出発する船のデッキから、お見送りしてくれた家族にむかって元気に手をふります!
いってきま~す!!

船の中ではみんな毛布をしいて眠ります。
しっかりつかれをとって、明日にそなえましょう。

三宅島に着いたのは3日の午前4時45分
ねむい目をこすりながら、荷物をもって船をおります。
火山島へ上陸です!

宿舎となるのは今はつかわれていない中学校の校舎です。
朝早くに着いたので、まずは部屋に入ってそれぞれのベッドで仮眠しました。
船での旅のつかれをしっかりとって、活動にそなえます。

おそめの朝食をとったあとに、島のことについてのいろいろなことを三宅島出身のリーダーなっちゃんに教えてもらいます。
火山の噴火(ふんか)のこと、島での生活のこと、島の自然や生きものについてもくわしく教えてもらいました。
島の人たちはみんな島が大好きなんですね!

島のようすを聞いたあとは、さっそく島へ探検にでかけます。
三宅島にはあちらこちらにむかしの火山の噴火のようすが見られます。
ここは新澪池(しんみょういけ)です。むかしの噴火のときに、湖がひと晩で爆発して干上がってしまいました。
いまでは湖のあとだけが、くぼ地になって残っているだけです。

ここは海にむかって溶岩(ようがん)が流れたり、ちいさな溶岩の噴石(ふんせき)がふりつもってできた新鼻新山(にっぱなしんざん)のがけです。
大きなうねりの波が、溶岩にあたって、はげしくしぶきをあげていましたね。
ここできらきら光る溶岩を見つけたお友だちもいました。

溶岩が流れたあとです。火山である雄山(おやま)から、溶岩が川のように流れてきたあとがはっきりわかりますね。
噴火の溶岩のあとには、草や木がはえてくるのに何十年も時間がかかるということも知りました。

それでも島には噴火のえいきょうが少なかった場所もあります。
大きな木がたくさんはえて深い森がのこっているところも見に行きました。
たくさんの小鳥がないていて、ジャングルのようでした

そして楽しみにしていた海へ入ります!
島の海は波が高くて強い!! みんな波にもまれて、波打ちぎわでぐるぐると波にまきこまれてしまいました。
それでもみんな波にまけずに楽しく波にのったり、プカプカ浮いたり!
島の海だからこそ楽しめ波遊びですね♪

さいしょはびっくりしていたお友だちも、すぐに海が大好きになりましたね!
島の海はほんとうにスケールが大きいです♪

夜は宿舎でリーダーの海パパから、海のお話や魚のお話、海の生きもののお話を聞きました。
海にはふしぎもいっぱいあるし、楽しいはっけんもいっぱいあります。
しっかりとメモをとっているお友だちもいましたね。

明日はシーカヤックやスノーケリング体験です。
どんなはっけんができるかな?