ネイチャーキッズU2 2日目の活動
2013-12-27
夜中に降った雨も、朝にはポツポツ程度になりました。
6時30分起床。既に目が覚めているキッズもいれば、目覚めが今一つのキッズもいました。
自分の寝床を整頓し、朝の体操をするためにレッツGO!
体操当番はリーダーの「より」。頭の体操を指導してくれました。まだ、頭が起きていないこともあり、なかなか思うように体が動かない自分を感じながら、それでも負けじとがんばって体と頭をフル回転しました。是非、今回の体操をご家庭でもトライしてみて下さい。
朝食後、荷物の整理、部屋の清掃をして退出。昨夜、時間が押してしまって行くことができなかった夜の探険場所「展望台」を目指しました。目の前に広がる相模湾。対岸にはうっすらと伊豆半島が見えました。波の音を聞き、海上に浮かぶタコ漁?の漁船を見ながら、海岸へ降りて行きました。
海岸では、打ち上がったもの(漂着物)の観察をしました。海から来た動物(貝類、カイメンなど)、海から来た植物(海藻)、陸から来たもの自然物(木の実、葉など)、陸から来た人工物(漂着ゴミ)などに注目して見てみました。
さて、キッズたちのお気に入りは。貝を専門に収集している人は、タカラガイ類、アサリなどの二枚貝、それを食べる肉食のツメタガイ等を積極的に拾っていました。また別のキッズは、ビーチグラスなど人工物ではあるけれど、きれいな飾りになるものを。海藻を積極的に拾っているキッズ。岩石を専門に拾ったキッズなど興味が様々だなと感心していました。
昼食後、最後のふり返りのときに、「今回のスクールで一番楽しかったことは何か」、感想を発表してもらいました。17名の内、今日の漂着物の観察が楽しかったと話しをしてくれたキッズがかなりいました。もちろん、昨夜の火起こしとカレーつくりや、植物の観察が楽しかったキッズもいましたが。
今回のスクールは、森から海へ自然のつながりを感じてもらうことを目的にしています。森の豊かさが海を育む。なかなか、この大きなテーマを感じることは難しいのですが、森も海も楽しいことがいっぱいあると感じてもらえたら、それが初めの一歩かと思います。そして、是非、ご家族でも森や海へ出かけていただけると、今回のスクールを通じて、キッズたちの観察の視点が広がっていることを感じていただけるのではないかと思います。
今回、お土産として持ち帰られた様々な漂着物は、けっしてゴミではありません。お子様たちがひとつひとつ観察して大切に持ち帰ったものです。色々な話を聞いていただけると幸いです。
また、海でお会いできますのを楽しみにしています。
朝の頭の体操。なかなか思うように体が動かないのは私だけでしょうか。
朝食風景。メニューはサケの焼き物、白菜の和え物、厚焼きたまご、漬物、味付け海苔、ご飯とみそ汁でした。
女子会風景。
和田長浜海岸で見つけた漂着物はどんなもの?マイケルが説明している流木にはエボシガイがいっぱい付着していました。
夏ではないのに、海に入っているのは誰?
海岸に打ち上がったものには、色々面白いものがあります。何を拾っているのかな?
海に入ると寒くなるよ・・・と伝えはしても、一人が入ると次から次へと。岩に飛び移るとき、もっと波を読むと濡れることも無いと思いつつ、寒くても海は楽しいのですよね。
遠くの海上では雨が降っているのがよく分かります。そんな景色をバックにぱちり。
室内に戻ってあしあと手帳を書きました。観察してきたことをそのまま書き残す。一人一冊づつオリジナルのガイドブックをお渡ししましたので、それで調べて下さい。
うんままからの提案。今回の収集物で、冬休みの自由研究を考えよう!
どうぞ、良いお年をお迎えください。
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