2014年度の活動開始
2014-04-05
本日は、今年度のボランティア指導者のための説明会と、初回の研修を行いました。
代表からの話は、
『今までの団体の活動も「自然と人とのつながり」を意識した環境教育ではあった。
ただし、今の社会はどんどん自然との関わりが希薄になってきていて、自然の中から恵みを受けることがほとんどなくなっているのが現状である。指導者の体験不足も大きな問題になっている。
海辺の町の子どもたちには、海だけでなく野山でも遊ぶことで、自然とのつながりを感じて欲しい。
今までの団体の理念の中に、インパクトを与えない自然観察という考えがあったが、自然の中に入ことだけでもインパクトがあることは確か。「捕まえない・触らない教育方針から、採って食する」ことも想定し、理念を越えて実践をもって体験する方向を作ることも活動に盛り込んでいく。」ということでした。
今年は、指導者の方々に、「大人のための海と森の自然体験講座」のチューター(お手伝い役・詳細は別途)として携わっていただき、森の体験活動の経験がそれほどない方も一緒に学び、ファミリー向けの活動やマリンキッズのリーダーとしてお手伝いいただく方向で進めていきます。
自らが自然(海や森)の中での楽しみを見出し、その楽しみを子どもたちに伝えていく役割を担っていただける方をお待ちしています。
大人のための海と森の自然体験講座は、
4月26日(土)森編「竹食器づくり、タケノコ掘りとタケノコ料理を楽しもう」
4月27日(日)海編「春の浜辺の自然体験(磯の生物観察、竹竿魚釣り」
を行います。26日(土)の夜は野営をして、キャンプノウハウを経験していきたいと思います。
参加をお待ちしています。
森のフィールドとしては、めぐりの森農園などを見学しました。春を感じながら、ヨモギを摘んで「よもぎ団子」を作って食べました。お味は、砂糖醤油で美味しくいただきました。みたらし団子にするもの良いかもしれません。
オオシマザクラの前で記念撮影。最高な気分ですね。
別の森へ移動して、昼食。先日の大雨で川が増水していました。
午後は、潮の引きがよいので海編のプログラム検証のため、大浜海岸から小磯へ移動。
御用邸の橋の上から下山川の河口を覗くと、たくさんの稚魚が泳いでいました。
これは何の稚魚?
正解は「アユの稚魚」でした。
今回の課題は、「ホンヤドカリとイソヨコバサミ」を見つける。「ヒライソガニ(写真)とイソガニ」を探す。今までは、主に「見つけたものを認識すること」を行ってきましたが、環境を認識することでもっと深い理解が生まれるということを体験しました。
最後の検証(ふり返り)では、それぞれのリーダーからすばらしいコメントがありました。
自然度の高い体験ができる森のフィールドだった。オーシャンファミリーとしては、海と森の活動を通して、自然のつながりの学びに深みのあるプログラムが出来ると思う。
食につながる活動は、知って楽しい。食べられるものの知識は持っていきたい。
など。
コメントを残す