U3ネイチャーキッズ:三宅島ネイチャーキッズが始まりました。
2014-07-29
U3コース、三宅島ネイチャーキッズが始まりました。
7月28日(月)、東海汽船ターミナルに21時に集合し、新しい客船「橘丸」に乗船。東京を出港した船は、レインボーブリッジの下を抜けて、いざ、三宅島へ向けて出港しました。
期待と不安いっぱいで旅たった子どもたちは、今朝4時50分、三宅島・錆が浜港に到着。車で伊豆地区にある三宅村防災施設に移動。施設の管理の方にあいさつし、防災施設の説明を受け、各部屋で9時まで仮眠をとりました。
朝食後、本格的に活動が始まりました。
今日は、初日ですから、まずは、錆が浜でスノーケリングの練習をしました。
昼食後、隣のタイドプール・土方で魚をしっかり観察しました。水温は28度くらいですが、風があったこともあり、少し肌寒く感じました。子どもたちは、珍しい魚に夢中で、冷えた体を温める時間も惜しむくらい、早く、海に入りたいと言っていました。
本日の最後の海は、土方の外海へ行きました。みんなのスノーケリングの上達が早く、初日にして外海へ行くことができるということは実はすごいことで、今回のメンバーは、本当に海や魚類に興味がある子どもたちが集まったなと感じました。
海から上がった後は、「火山噴火と防災についての学び」として、島内の火山噴火跡地の見学に出かけました。
メガネ岩、昭和58年の火山噴火で学校が溶岩に埋まってしまった跡地見学をしました。この時の噴火では、400世帯が溶岩に飲み込まれましたが、人災はなかったのです。三宅島は、2000年の大噴火前までは、20年に一度の間隔で噴火を繰り返していました。そのため、島の人たちは、災害には強くなっていて、いつでも協力体制が整っていました。小さな島の中なので、そんなこともできたのかもしれません。
本日のフィッシュリストですが、トラウツボ、ソラスズメダイ、イトヒキアジ、カミナリベラの幼魚、ツノダシ、カゴカキダイ、アカエソ、オキザヨリ、クロサギ、クロメジナ、ハマフエフキ、オヤビッチャ、シラコダイ、タカノハダイ、ニシキベラ、ニザダイ、ウツボ、ニシキベラ、テリエビス、ミギマキ、イスズミ、ホウライヒメジの22種が観察できました。すごい成果でした。
また明日もたのしみです。
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