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スノーケリング基礎技術のチェックリスト |
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海では「自分の身は自分で守る」のが安全の基本。いきなりカヌーで外洋に出る前に、浅く穏やかな海域で基礎技術の確認と指導を行いましょう。
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各器材のサイズが適正である(フィッティングできている) |
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ライフジャケットの役割を理解している、正しく装着できる |
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水への恐怖心や抵抗感がない(脱力して浮ける、耳まで水につけられる、など) |
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スノーケルの役割を理解している、正しく装着できる |
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スノーケルの呼吸法を理解している、正しく呼吸することができる |
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スノーケルの排水ができる、もしくはスノーケルクリアができる |
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フィンの役割を理解している、正しく装着できる |
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フィン装着時の歩き方、水中での立ち上がり方を理解し実行できる |
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水面休息(体を立てた状態)ができる |
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フィンキックのフォームを理解している、正しいフォームで泳げる |
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意思疎通、安全のためのサインが確認できている |
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マスクの正しい装着 |
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・髪の毛をはさまないよう注意 |
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後頭部の一番高い位置にストラップをかける |
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耳をつぶさないよう注意 |
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スノーケルの排水 |
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・傾けて排水する |
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・強く息を吹き込んで排水する(スノーケルクリア) |
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スノーケリングの安全管理 |
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陸上とは異なり、海上では互いの姿が見えにくく声も届きにくいものです。また、ちょっとした不注意や無理な計画から、寒さ、日焼け、体力の消耗、岩やサンゴとの衝突、危険生物との接触、緊張や不安、恐怖心などといった危険因子を呼び寄せることがあります。これらの危険因子が重なると、熱中症や低体温症、けが、そして最悪の場合「溺れ」という重大な事故につながりかねません。安全管理の視点から十分な体制を整え、ゆとりのある計画を立てましょう。 |
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溺れの事故を起こさない |
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溺れとは、意識を失い肺に水が入った状況をいいます。溺れの事故を起こさないために、さまざまな安全管理の方法が考えられます。 |
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【バディシステムで安全に楽しく】
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海での安全管理の基本的な体制に「バディシステム」があります。2人ひと組の「バディ」(仲間という意味)が互いの安全を見守り、楽しみも分かち合うというもの。 |
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バディは、海に入る前に器材をきちんと装着できているか相互確認し、海へのエントリー、海からのエキジットが安全に行えるよう協力します。また水中では、常にアイコンタクトがとれる近さで寄り添って行動し、相手の様子を見守ります。 |
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【グループコントロール(集団の管理)の手法】
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集団で活動する場合、「1バディ2人」は集団管理の最小単位になります。プログラムの参加者が多いときには、数バディでひとつのグループを作ります。指導者の人数にもよりますが、1グループ3、4バディぐらいまでが、目の行き届く範囲でしょう。 |
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他のグループと交差するときや、海水浴場などひとの多い場所では、手をつなぐ、まとまって動く、しばらく待ってやりすごすなどして対処します。 |
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【指導者の役割分担をする】
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1グループには最低2人の指導者が必要です。ひとりは統括的な役割を担うグループのリーダーで、海面活動の計画を立ててコースを決定し、観察のガイドも行います。もうひとりは安全管理の役割に徹するサブリーダーです。かたときも参加者から目を離さず、たえず人数確認を行うなど、安全面に気を配ります。 |
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グループの先頭にはリーダーがついて先導します。一方、サブリーダーはグループの全員が見渡せる後方につき、まとまって安全に行動できるよう誘導します。また、多数の参加者を数グループに分けて活動する場合、各グループのリーダーは他グループの動きにも目配りし、アクシデントの際には連携し協力しましょう。 |
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