【奄美重油】全国ネットワークを立ち上げ!

2018-02-19

DOCnet
Dorift Oil Cleanup Network
海岸漂着油クリーンアップ・ネットワーク

【設立主旨書】

本年(2018年)1月6日上海沖の東シナ海で石油タンカーと貨物船が衝突・炎上ご事故を起こし、その後8日間漂流し1月14日奄美大島西方約315km地点で沈没した。
その際、積載されていた11万トンの原油(コンデンセート)と燃料用の約2000トンの重油が流出したとみられている。重油類は、1月28日最初に宝島で漂着が確認され、以降2月1日には奄美大島で、その後2日に鬼界島で、また徳之島、沖永良部島でも確認された。(2月6日現在)
現時点で漂着した地域に加え、これらの重油類は、今後日本沿岸各地に漂着するものと考えられる。大勢の手によって継続的な除去活動が必要とされ、情報共有、支援・協働体制のネットワークが望まれる。
当グループは、海系の東日本大震災支援活動団体「災害支援海の仲間たち」として海岸清掃、漂着重油除活動(1997年日本海ナホトカ号重油流出海岸清掃ボランティア活動メンバーも加わり)を展開してきた。その後の2014年東京湾口貨物船沈没事故による相模湾沿岸漂着重油清掃活動を実施
今回の事故を受け、海岸漂着油類クリーンアップのための市民ネットワーク組織を立ち上げるものである。東日本大震災支援活動時のネットワークを活かし、海岸清掃資機材の提供支援の申し入れもすでに受けている。今後、随時情報公開、支援協働体制を行っていきます。是非の参加表明をお願いいたします。

2018年2月15日改
2018年2月7日
呼びかけ人 海野義明(災害支援海の仲間たち代表)

現在全国で30名・団体のメンバーがネットワークに参加・賛同いただいております。全国の海岸を網羅するにはまだまだメンバーが必要です。賛同、協働、協力いただける方は、
Dorift Oil Cleanup Network 海岸漂着油脂クリーンアップ・ネットワーク事務局、
2018docn@gmail.com
に、メールをいただけますようお願いいたします。
今後、順次メーリングリスト、HPを作成してまいります。