6月 ファミリー教室 ~川の生物観察と川魚料理~

2015-06-23

今月のファミリー教室では「川の生物観察と川魚料理」をテーマに、川の生きもの観察とこれから旬を迎える川魚の代表である鮎を美味しく調理しました!

まず午前中は関根川に出向き、実際に川に入り網を使ってたくさんの生きもの採集をし、観察を行いました。ひんやりとした川に足を入れれば梅雨の蒸し暑さなど吹き飛び、親子で生きもの探しに夢中です。

ヨシノボリやウキゴリなどの川魚だけでなく、ヤゴやテナガエビ、アメリカザリガニ、サワガニ、タニシなど、様々な種類の生きものを見付けることができました!リーダーさんが作った紙芝居を参考に「何の生き物だろう・・・?」とみんな真剣に意見を交える姿も!

あっというまに時間はたち、少し名残惜しそうな雰囲気の中、午後は湘南国際めぐりの森へ移動。現地では弱い雨が降っていましたが予定通り、川魚料理をスタートしました。

4月ぶり2回目の竹飯ごうだったこともあり、家族みんなで協力しながらスムーズに火起こし、飯ごうの準備まで進みました。

そして、みんなお待ちかねの鮎の登場!それぞれが作った竹飯ごうに、お米と鮎を入れます。もちろん味付けも自分たちで。そして準備が終わったら、かまどにセット!残った鮎はお父さんたちが手作りした竹串に刺して、かまどの周りに集まりじっと焼けるのを待ちました。こんがりと焼きあがった鮎は、頭の先からしっぽまで、苦い肝も骨もみんな完食していました。

鮎の塩焼きを食べ終わる頃には、ぐつぐつと煙をあげていた竹飯ごうもいい感じに!少し蒸らしてからふたをあけると、きれいにふっくらと炊き上がった鮎飯にみんな食べる前からわくわく。自分たちで味付けしたご飯も鮎も、いつものご飯より特別においしくいただくことができたのではないでしょうか?

豊かな山や川が海を豊かにし、私たちに多くの恵みをもたらしてくれます。季節によってまた違う一面を見せてくれるはずです!夏はたくさんの生きものを観察できる季節です。みなさんも安全に気をつけながら、その季節の自然や食を楽しんでみてください!