4月 リーダー研修会

2015-04-28

今月2回目のリーダー研修会が行われました。

天気にも恵まれ暖かな気温の中、活動を行いました!

今回のテーマは、「磯の生きもの観察とヨモギ団子づくり指導法」です!!

ガイダンス後は、湘南国際村めぐりの森に移動し、春ならではの味覚を楽しむためにヨモギの新芽摘みを行いました。そして、摘んだヨモギを使ってお団子づくりを行いました!

これも、もちろん研修の一環です!!

ヨモギ団子を作るためには、火でお湯を沸かす必要があります。

いつも行っている、釜戸での火起しですが、道具の安全管理も含めて復習を行いました。

何度も行っていると慣れが出てきてしまい、ついつい道具の管理がおろそかになってしまいがちですが、安全のために道具の使い方や管理方法を再確認しました。

同時に、現代では料理する機会が減ってしまった「ヨモギ団子」の作り方についても学びました!!ヨモギの繊維質に苦戦しつつ、また慣れない作業に戸惑いつつも、美味しいお団子を作るため頑張りました!!

出来上がったお団子(白玉団子)は、自分たちで制作した特性の竹食器(皿と醤油うけ)に甘辛醤油ときな粉を作って付けて食べました!!

自分たちの手で作ったお団子は格別!!

一つ、また一つと止まらなくなり、あっという間に皿は空っぽに!!(笑)

参加してくれた方の感想ですが、作る大変さはあっても、一手間、二手間が、さらに美味しくしてくれる!!そして、季節の旬のものは本当に美味く、イイことづくしですね!!

自然の恵みに感謝!!

昼食も食べ、お腹いっぱい。お昼寝をしたい陽気でしたが、場所を海に移し、午後の活動を開始しました。

前回も小磯で生きもの観察を行いましたが、今回はさらに細かく観察をするための観察方法を学びました!

まずは、自分が選んだタイドプールの一部をただジーっと見つめます。初めのうちは静かな水中ですが、それでもただジーっと見つめていると、少しずつ生きものたちが動きだし、さっきまでは何もいないように見えていた水中が、生きものたちの生活の場に変わっていきました!!

カニが、岩の隙間から顔を出して餌を食べる。貝だと思っていたらヤドカリで、海藻の間を動き回る。その何もないと思っていた海藻の中から、ブドウ貝が顔を出す。普段は気にも留めないプランクトンたちの動きも見える。受講者の感想ですが、「タイドプールは小さな宇宙のようで、普段は見落としてしまう生きものたちの生活の一片を垣間見ることができ、面白く、楽しい体験をすることができた」と。

傍から見ると、変な集団に見えていたかもしれませんがね…笑

後半は、いつものようにどのような生息環境にどんな生物が生息しているのか、じっくり観察しました!!

みんな、生きものを見る視点に変化があったのか、珍しい生きものたちを見付けることができました!!

 

前回に引き続き今回も、春ならではの自然を満喫し、いつもとは違う視点を体験することができました。

ごく当たり前にある自然の一部ですが、じっくり観察すると、いままで気にも留めなかった生きものに対する視点ができ、観察する(観て察する)ことの重要さを感じました!

自然は奥深く、四季のある日本の素晴らしさを再確認することができました!!

皆さんも是非、こんな体験をしてみませんか!?