ネイチャーキッズU2 もう最終日!

2015-03-29

あっという間に、最終日の今日を迎えました。
昨夜はぐっすり。みんな良く寝ていましたが、5時30分頃には、男子テントから声が聞こえ始め、トイレにいく子ども達が数人。その子達を誘って、海まで散歩へ行きました。
7時の起床時間には、全員が起き、エネルギーキャンディーを食べて食堂へ。今日の朝ごはんは、焼き魚(サケの塩焼き)。このグループは、良く食べるので本当に嬉しく思います。ご飯も味噌汁も完食しました。
さあ、次は荷物の片付けとテントの撤収作業です。特に、男子は荷物がすごいことになっていました。「靴下がない」「これは誰の帽子?」あれがない、これがない・・・そんな声があちらこちらから聞こえましたが、最終的には、落し物の主も分かりすっきりしました。
テントの片づけは共同作業です。組み立てた時と真逆に片付けていきます。その時のことを思い出さないと、きちんとしまうことができないのがテント。みんなで頭を付け合せながら何とか袋に収めました。その荷物をリヤカーで車まで運び、各自の大きな荷物も車に乗せて完了。これで3日間のテント生活が終了しました。
次は、活動バックを持って教室に向かいました。魚を捕まえたいとの声が昨日から聞こえていましたので、今日こそは、磯観グッズ(網とケース)を使います。
初日に行った磯で、グループに分かれて観察を開始しました。
ヒライソガニ、イソガニ、イワガニ、ケブカイソガニ、ホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、ヒザラガイ、ケハダヒザラガイ、スジエビモドキ、ウミニナ、魚類は、ミミズハゼのメス(お腹に卵を持っていました)などが観察できました。
風が強くなり曇ってきたため、施設に戻って昼食をとることになりました。朝食を食べたばかりなのに「お腹がすいた」の声。昼食は唐揚げ弁当でした。
昼食後は腹ごなしの運動。リーダーの若者たちと子どもたちのドロケ。みんなで追っかけっこをして遊びました。
最後は、ふり返りと修了式。うんぱぱから修了証を受け取った後、一人一人から感想を伝えてもらいました。
「磯の生きものを観察したことが楽しかった」「縄文火起こしができて良かった。今回は上手く火がつかなかったけれど、今度、機会があったらまた挑戦してみたい」「野外炊飯が楽しかった」そんな感想がでました。
この3日間、私たち指導者も子ども達と楽しく活動ができました。森の中で生活し、鳥の声で目覚めることの気持ち良さや、満天の星空で寝ることの素晴らしさを感じました。海でたくさんの生物に出会うこともできました。ちょっとした冒険もしましたし、思い出のマリンクラフトの作成もしました。ライターを使うと簡単に火を着けることができますが、縄文式で火を起こすことの難しさも知りました。テント生活はみんなで協力することが大切だということも学びました。
あっという間の3日間でしたが、なかまと過ごした貴重な時間。忘れずにいてほしいと思います。そしてまた、いつか海で会えることを楽しみにしています。

ありがとうございました。