1月9日 トレイルラン 合同プログラム

2011-01-12




1月9日(日)新年最初の葉山海洋スポーツ塾は葉山ニッパーズとの合同プログラムでトレイルを走りました。
霜の降りる寒い日でしたが、とても天気がよく、新年最初の活動にふさわしいすがすがしい一日でした。

今回のトレイルランは、まずは南郷上ノ山公園をスタートしてニ子山山頂を目指します。葉山海洋スポーツ塾のメンバーがリードするかっこうで、葉山ニッパーズや保護者の方々と約15分のトレイルを駆け上がりました。

山頂に着く頃にはもう息も上がり汗ばむほどに。山頂の展望台からは横須賀や横浜が一望でき、心地のよい空気を胸いっぱいに吸い込み、みんなで新年の空を仰いでみました。そこにTコーチがスカイツリーを発見!遠くにかすかに見えるではありませんか!それほど空気が澄んでいたということですね。

山頂での記念撮影の後、塾生とニッパーズは再び走りトレイルを走ります。いったん来た道を駆け下りますが、途中から森戸川源流につながるわき道に入ります。ここからが本当のトレイルコースです。そしてさらに続く分岐を源流のある沢方面には行かず、左に折れて三浦アルプス(通称)の北尾根を東に走ります。

北尾根トレイルは、比較的道幅もあって路面状態がよいので走りやすく、林道を駆け抜ける時にはスピード感も楽しめます。ハイキングの方々ともすれ違い、とても魅力のあるコースです。塾生とニッパーズもつい夢中になって木々の間、落ち葉や枯れ枝の道を駆け抜けました。

そして、やがてT字路の分岐にぶつかり、そこを右に向かってしばらく行くと「馬頭観音」という観音様にたどり着きます。「牛馬安全」。文政3年(1820年?)に建てられたという観音様は、その昔からそこを行き交う牛馬の道中の安全を祈っていたのかもしれません。そこを越えることが難関で命を落とす牛馬も多かったとも言います。でも今ではその場所を安全に走れるのですから、当時に思いをはせながら感謝したいと思います。

「馬頭観音」からは来た道を折り返し、再び二子山・南郷上ノ山公園方面を目指します。トレイルは同じ道でも往路と復路ではまったく違って見えるから不思議です。同じ道でも2倍楽しめてしまうのです!塾生もニッパーズも最後まで走りきりました。途中までいっしょにトレイルを走って引き返した視覚障害ランナーのAさんにも追いつきました。そして、みんなで南郷上ノ山公園に元気にたどり着きました。山や森からのパワーをもらったかのように、走り始めよりもっと元気に見えたのは気のせいでしょか。

プログラムの最後には「プチ・ランニング教室」を行いました。そのポイントは次のとおり。

1.走るときは足あとが一本の線の上に残るようにイメージしよう。歩くときのように二本の線の上に足あとが残ると、体が左右にぶれて疲れやすく、速く走れません!

2.腕ふりを意識しよう。腕をしっかり振ると足は後からついてきます。疲れたときほど腕ふりが大切です!

3.呼吸は吐くことを意識しよう。苦しくなってくると息を吸うことばかりに意識が向きますが、実はしっかりリズミカルに息を吐くことができれば、勝手に空気が胸の中に吸い込まれていくのです。

次回、1月23日は「葉山駅伝」です。これらのポイントを忘れずに力いっぱい走りましょう!Aさんとも伴走の練習を繰り返し行いました。
どうか当日まで体調をくずさないように注意して、元気に当日を迎えることができるよう心の準備も忘れずに!(でもあまり緊張しないように!)

走るときは最後まであきらめずに一生懸命!見ているときは走っている仲間をみんなで力いっぱい応援しましょう!
葉山海洋スポーツ塾&ニッパーズ駅伝チームがんばるぞぉ!